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ヤリスカップ&ヴィッツレース2021.06.10ヴィッツレース FCR-Vitz2021第2戦 レースレポート

 Fuji Champion Race 2021 FCR-Vitz 第2戦
 参戦レポート


6月5日、富士スピードウェイで2021富士チャンピオンレース第2戦FCR-Vitzクラスが開催され、社員ドライバー三浦選手の68号車が参戦しました。
当初はヤリスカップ第1戦に参戦予定でしたが、レース車両が間に合わず、4月に続いてFCR-Vitzへの参戦となりました。
ヤリスカップとの併催となり、新旧カップカー共演の大会となりました。

4月の第1戦で三浦選手は4位入賞しシリーズポイントを獲得。今回も上位入賞しシリーズポイントを狙って挑みます。
今回は、チームメイトとして31号車鈴木選手も参戦しています。

4日の練習走行は雨となり、十分な走行ができない状況でしたが、翌日の朝までウエットコンディションが残ることも想定し、練習走行を行いました。
ピットメカニックは昨年入社のエンジニア2名が担当しました。



以下、三浦選手のレースレポートです。

予選
前日は大雨でしたが、開始時刻の10時半には路面も完全に乾きドライでの予選になります。
前日はウエットコンディションでしたが、予選がドライになったことも想定し、タイヤのセッティングも準備していたため問題ありませんでした。
開始と同時にコースイン。インラップでタイヤを温め、状態の良い2周目からアタック開始。
1コーナー手前、ピットアウトの車とタイミングが重なり失速。次の周、ストレートで後車に譲り断念。その後自分のペースでは走れず、2分20秒7で9番手に着けました。
まだまだ更新出来そうでしたが、何故か何度も遅い車に前に入られ更新出来ず、12番手まで下がってしまいました。

決勝
12番グリッドからのスタートです。


31号車鈴木選手は20番グリッドから


目標は5位。最低でもポイント圏内。と気持ちを切り替えてスタートグリッドに着きました。
シグナル点灯。ブラックアウトスタート。
前回と違いうまくスタートしましたが、前方の2台がグリッドから動かず止まっていました。素早く右から避けて、シフトミス無く加速。コーナーまでに1台抜いて、イン側から1コーナーへ。
車間が空いている為、他車の動きが良く見えました。
最初のコーナーで前車がその前の車と接触しているのが見え、動きを見てるとアウト側へ行ったので、イン側キープで1コーナーを立ち上がりました。すると前には3台しかいない。
4台の多重クラッシュで、一気に4位へジャンプアップ。


1コーナーのクラッシュ処理の為、セーフティーカーが3周入り、ローリングスタートで再スタート。
うまくスリップを使い、1コーナーで前車を抜きましたが、加速で負けて次のコーナーまでに抜き返されてしまいました。

その後前後ともほぼ一定間隔でポジションキープ。3位の車が1周目クラッシュの原因となったと判定され、ペナルティーでピットロードへ。
3位にポジションアップしチェッカーフラッグ。

3位入賞でヴィッツレースに参戦開始後、初めて表彰台に立ちました。


その後、レース後審議の結果、正式結果で優勝者が車両規定違反で失格となり、繰上げ2位になりました。
幸運にも目標順位以上の結果で終わる事が出来ました。

31号車鈴木選手は、久しぶりのレース参戦となりましたが、14位完走となりました。

これで三浦選手のシリーズポイントがランキング2位となりました。
11月に開催予定のFCR-Vitz第3戦はヤリスカップと同時開催となりますが、参戦を検討していきたいと思います。

 

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